
子どもがいるパパさんママさん、もしもの備えどうしてますか?
子どもの非常食は、特別な保存食だけでそろえるのではなく、普段から食べている食品を少し多めに買い、食べた分を補充するローリングストックがおすすめです。
わが家では、パックご飯やスープ、缶詰、ゼリー飲料、ロングライフパンなどを収納ケースにまとめています。
災害時は、子どもの好みやアレルギーに合う食品がすぐに手に入るとは限りません。
私は東日本大震災で被災した経験から、「普段から食べ慣れているものを備える」ことを大切にしています。
この方法に変えてから、日常の食事で消費しながら補充できるようになり、賞味期限切れによる廃棄も減りました。


非常食は何日分必要?最低3日分、できれば1週間分
最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を家庭で備蓄しておくことが重要です。引用:政府広報オンライン
3人家族の場合、1日3食×3人×3日で、食事回数は27回です。
わが家では、最低3日分を切らさないようにしています。
乾麺やパックご飯など、普段の食事に使う食品も組み合わせ、家族3人が約1週間過ごせる量を目安に備えています。
東日本大震災の経験から、食べられる非常食を備える
東日本大震災のとき、私は宮城県沿岸の職場で被災しました。津波の影響で屋上から移動できず、食べ物も十分にないまま、寒さの中で一夜を過ごしました。
親になった今、その経験から大切にしているのが、非常食を用意するだけでなく、子どもが実際に食べられるものを備えることです。
災害時は何から食べる?冷蔵庫から長期保存食までの順番
災害が起きたら、まず非常食から食べるものだと思っていませんか?
わが家では、食品を無駄にしないために食べる順番を決めています。
まず①冷蔵庫、冷凍庫にあるもの
次に②レトルトやロングライフパン
最後に③缶詰やアルファ米の順番です


↑これはわが家の場合の「災害時に食べる順番リスト」ですが、ご家庭にあわせて考えてみてください。
子育て家庭で非常食を選ぶポイント
家族で一度食べて味を確認する
災害が起きたとき、非常食を備えている家庭も多いと思います。



その非常食、子どもも食べられますか?
アルファ米や缶詰パンは普段食べているお米やパンと少し食感が違います。大人は何とか食べられるかもしれませんが、一度家族で食べてみることをおすすめします。


またアレルギーがある場合も事前に確認しておくと安心です。
温めるための道具も使いながら備える
またわが家ではカセットコンロやカセットボンベ、アイラップ、パックご飯一人前を常に備えています。
ただ備えるだけでは、カセットボンベやパックご飯の期限が過ぎてしまうので、使いながら保管することを意識しています。
岩谷産業では、カセットボンベは製造から約7年以内を目安に使い切るよう案内しています。
引用:岩谷産業HP


アレルギーや普段飲んでいる飲み物も確認する
水が苦手な子や飲み慣れていない子もいます。
そういう場合は、普段から飲み慣れている麦茶のペットボトルなどを少し備えることも大切です。
わが家ではパントリーに常に数本は麦茶のペットボトルを置いています。
わが家の非常食とローリングストックの実例
ロングライフパン
わが家では、朝食のパンや普段の食事をそのまま備蓄として回しています。
特にロングライフパンはネットで注文したり、CO・OPで箱単位で定期的に注文し、在庫が切れないようにしています。



普段から食べ慣れているものを備えていることで、子どもの「いつもの味」が心の安心💗につながります。
イメージはこんな感じです↓


KOUBOのロングライフパンを実際に食べた感想や、わが家で常備している理由はこちらで紹介しています。「KOUBOロングライフパンの口コミ|常備してよかった理由」


子どもが普段から食べ慣れているものを選ぶ
例)赤ちゃん・乳幼児の場合
・ らくらくミルク+紙コップや哺乳瓶
・ 常温保存できる離乳食や幼児食
例)小学生以上の場合
・ ロングライフパン
・ パックご飯
・ レトルト食品や袋麺、スープなど



普段から使っているものを備えることで、
無理なく続けられるのがローリングストックの良さです。
子どもが食べられる長期保存食
普段の食事とは別に、“もしものため”に備えているものがあります。
長期保管できる非常食です。
缶詰やレトルトパウチなど、さまざまな種類があります。
わが家では、子どもも食べられる防災食として、食事系と甘い系の両方をバランスよく備えています。
わが家の防災食はこんな感じです↓


わが家の子どもは好き嫌いがあるので、食べられるお菓子としてたべっ子どうぶつの缶詰を備えています。
スーパーで売られているたべっ子どうぶつより、少しふっくらしたビスケットでした。
私が被災したときは、まだ子どもがいませんでした。それでも、甘いものがあるとほっとするのは、大人も子どもも同じだと思います。




あとおすすめなのが、パンの缶詰です。
私も実際に被災したときに「パンが食べたいよね」と周りと会話したのを覚えています。
職場の備蓄品にパンの缶詰があり、当時支給されたのですが、「パンが食べられて嬉しい」と話す人が多かったです。
当時支給されたパンの缶詰は少しパサつきを感じたため、水分も一緒に確保しておくと安心だと感じました。


非常食の収納実例|3か所に分散して保管
カップボードにローリングストック食品を収納



わが家では、非常食を3か所に分散して収納しています。
1か所に集中して保管しておくと、物が倒れてきて通れないことがあるので、非常食も分散して収納しています。
1か所目はカップボードです。
引き出しを開けると、在庫と賞味期限を上から確認できます。
パックごはん、長期保存スープ、缶詰、ゼリー飲料などを並べていて、買い忘れや期限切れを防げるようになりました。


こちらの保管方法については、「食品ストック収納|賞味期限と在庫がひと目でわかる仕組みで8年続いた」で紹介しています。
離れた棚に長期保存食を収納
2か所目はリビングから少し離れた棚です。
無印のやわらかポリエチレンケースと別売のふたをつけて、アルファ米やパンの缶詰、非常用おにぎりなどを保管しています。


別売りのふたをつけることでほこりを防ぐことができるので、長期保管に向きます。
このケースには、保存期間が1年以上あるものを入れると決めています。



防災の日がある9月と、東日本大震災が発生した3月の年2回、賞味期限を確認しています。
この仕組みに変えてから、非常食の期限切れはありません。


パントリーにロングライフパンなどを収納
3か所目はパントリーです。
ここにはロングライフパンと袋麺、ペットボトルを置いています。




食品以外の日用品にもローリングストックを応用
ローリングストックの考え方は、食品以外の日用品にも応用できます。
わが家では、紙皿、紙ボウル、使い捨てフォーク、マスクなども、普段から使いながら補充しています。
災害時だけでなく、家族が感染症にかかったときにも、紙皿や紙ボウルが役立ちました。食器を洗う回数を減らせるため、看病や家事の負担を少し減らせます。
「防災用だから使わずに取っておく」のではなく、日常でも使えるものを選ぶと、保管したまま忘れにくくなります。


これらの日用品は、食品と一緒にパントリーで保管しています。
非常食や日用品を置いている、わが家のパントリー収納はこちらで紹介しています。
「パントリー収納実例|家族みんなが使いやすい配置と収納アイデア」
まとめ|非常食の収納は食べながら続ける仕組みにする
「備えておけばよかった」と後悔しないために、できることから始めてみませんか?
どれだけ高価な非常食を揃えても、長期保存できる非常食でも、子どもが食べられなければ十分な備えになりません。



小さな工夫の積み重ねが、いざというときの大きな安心につながります。
わが家では、防災用品をしまい込まず、普段の暮らしで使いながら備えています。まずは食べ慣れたものを1品多めに買うところから始めてみてください。
飲料水の必要量と、わが家の分散収納は「防災備蓄水はどこに置く?3人家族の必要量と4か所の分散収納」で紹介しています。










